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​子うさぎ文庫の始まり

 1987年6月自宅の廊下から始めました。

 きっかけは、熊本県八代市の、子供が通っていた幼稚園での「子羊文庫」という読みきかせ会に出会ったことです。子どもさんたちが目を輝かせて絵本を見つめ、おはなしに聴きいっている姿を見て、きっと素晴らしい時間に違いないと思いました。

 小林市に引っ越して廊下から始まった文庫は、長女が「子うさぎ文庫」と名前をつけました。最初は近所のお子さん中心でしたが、もっと多くの皆さんに絵本の楽しさを広めようと市立図書館で読みきかせ会をしました。

​ また、家人の協力のもと自宅近くの空き家を文庫にし、市立図書館や幼稚園、学校へと展開していきました。2014年文庫開設時1歳だった長男の設計で現在の子うさぎ文庫ができました。

​子うさぎ文庫の願い

 絵本や人とのあたたかな出会いの場となりますように

  幼いお子さんとお母さんのくつろげる場でありますように

  限られた子ども時代、いい本との出会いの場でありますように

​  絵本の魅力を学びたい大人が交流し、楽しんでいける場でありますように

2017年5月18日  坂下 実千代

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