top of page
子うさぎ文庫
2023
♡新春の会
~音楽とおはなしでホッ!とひと息~
令和5年1月14日(土)14時~
おはなしを好きな皆様と会える、
年の初めの大切な日。
遠方の方がくださる温かな年賀状も
大変有難く拝見しております。
【第一部】
☆ピアノ演奏(今屋早紀子さん)
♪『神秘的なバリケード』
♪『Tic-Toc-Choc』/F.クープラン
かつてクラヴサンで奏でられていた優雅な曲。
今屋さんの解説で
曲の中に表現されたオリーブ搾り機などの様子に
思いを馳せました。
おはなしのろうそくへ火を灯す役を
初めて引き受けてくださったのは、
毎回素敵なプログラムを
手作りしてくださる篠原さん。
文庫の可愛いうさぎさんと
『小山の子うさぎ』を全員で歌いました。
☆おはなし(窪谷江利子さん)
『エパミナンダス』
おはなしのろうそく1<東京子ども図書館>
みんながニッコリする名作。
窪谷さんの語るおかあさんのセリフは
生き生きしていて面白さを引き立てます。
☆おはなし(押田洋子さん)
『あめ玉』<新見南吉全集>
擬音が話に豊かな動きを与えます。
途中ではさむらいがどうするかハラハラ…。
押田さんが最後の一文を語ると
聴き手の席からホッと息が洩れました。
☆おはなし(采女みづえさん)
『たまごをうって こぶたをかって』
ブルガリアの昔話…八百坂洋子・再話<福音館書店>
大きく広がる若者の陽気な妄想が楽しいおはなし。
オチが分かっていても、采女さんの語りに
つい、ワッと笑ってしまいます。
☆おはなし(永友玲子さん)
『山の上の火』
エチオピアの昔話…渡辺茂男・訳<岩波書店>
やや長尺の中にいくつかの山場が隠された話。
永友さんの奥行きのある語りで
登場人物の気持ちを楽しめます。
【第二部】
☆おはなし(坂下実千代さん)
『野ばら』
小川未明
人の出会いの素晴らしさと争いのむなしさが
哀しくも美しいストーリー。
特に終盤は坂下さんの静かながら切々とした表現に
会場全体が余韻に深く浸りました。
☆絵本(蒔苗敬子さん)
『もぐらのバイオリン』
ディビット・マクフェイル 作・絵
野中ともそ 訳 <ポプラ社*絶版>
大変美しい絵と文で表現された一冊です。
蒔苗さんの丁寧な語りで
夢見るもぐらの様子が見事に表現されて
じっと絵本に見入ってしまいました。
☆ピアノ演奏(今屋早紀子さん)
♪『お菓子の世界』/湯山昭 より
・お菓子のベルトコンベヤー
・ポップコーン
・バウムクーヘン
子どもから大人まで人気の楽曲だそうです。
音の粒が弾けて聴いていてもワクワクします。
♪『8つの演奏会用エチュード 作品40』より
第1番 プレリュード/カプースチン
これがエチュード(練習曲)…!?とのけぞる皆さん。
ジャズを思わせるリズムのカッコ良さに
会場が沸き立ち、「久々に弾きました^^」と
はにかむ今屋さんへの拍手が鳴りやみませんでした。
(この後今屋さんに
アンコールまでおねだりしました(∩´∀`)∩)
「14日」に誕生日の方はおられず
今回最年少の参加者Aちゃん(14歳)に
ろうそくの火を吹き消してもらいました。
・素敵なプログラム(篠原さん)
・毎度プロ並みのお菓子(中村さん)
・ほっこり美味しいお赤飯(柳川さん)
ありがとうございました!
お陰様で36年目に突入致します。
おはなしを通したご縁からの
皆様の応援、情熱に支えられていることに
感謝の気持ちでいっぱいです。
ウサギ年の子うさぎ文庫も
何卒宜しくお願い申し上げます。
♡ちょっとおはなし…3月18日
春になり、
新しい門出を迎えられる皆様、
おめでとうございます♡
久々にお会いしたYさんが
「高校入学が決まりました」の報告と共に
素敵な寄せ植えをくださったので
早速、文庫の玄関へ飾らせて頂いています。
文庫を初めて訪ねてきてくださったのは2歳の頃。
折々でたくさんのおはなしに触れながら
人一倍の努力と共に素敵に成長される様子を
いつも眩しく嬉しく思います。
これからも充実した日々を過ごされますように。
bottom of page